子育て講座・家庭教育学級用
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「我が家の家庭教育力には自信がある」
と考えていらっしゃるご家庭はどのくらいあるものでしょうか。
ほとんどのご家庭が、試行錯誤しながら四苦八苦されていること
かと思います。さて、ここでは、これまで学校現場で見てきた
家庭教育の事例を、心理学(児童心理)やカウンセリングの
エビデンス情報(科学的根拠)を参考に、県のサポートプロ
グラムの考え方も取り入れながら、分析した情報を提供したい
と思います。
自宅の家庭教育(家庭の役目)は、
機能していますか?
こう、尋ねられて、「はい」と答えられるご家庭はどのくらい
いらっしゃるでしょうか?
まず、家庭の役目とは何か?を何ととらえているかによって、
家庭教育の在り方もいろいろのようです。ここでは、最終的に
たどり着いた次の二つの観点から説明していきます。
①安心・安全な場
②社会で生きていくための支え、導きの場
この二つが、機能しているかという観点で、自宅の家庭教育を
振り返っていただくのも一つの方法かと思います。そんなこと
周知のことだという方もいらっしゃるとは思いますが、片方
もしくは両方無かったり、どちらかに偏っていたりしていると
思われる家庭は要注意です。学校現場では、それに該当すると
思われる家庭の児童の「困り感や伸び悩み」が感じられました。
ちなみに、お恥ずかしい話ですが我が家(私)は、問題はない
と思ってましたが、再考してみると勘違いしてたことが多い
ことに、今頃になって気が付きました。
難しいですね、子育ては。もっと早く理解していればもっと
笑顔が・・・と後悔しています。
学校現場でも、残念なことに、自由保育、モンテッソーリ教育、
シュタイナー教育などの特別感のある教育理念をうまく生かせ
ていない事例もたくさん見受けられました。しかし、健全な
家庭を自負している家庭も実際には問題点を見ないようにして
いたり、建前で隠していたりする場合が多いようです。
機能不全が全くない家庭は存在しないと理解し、問題点に気
づき、改善できる家庭が健全な家庭と言えるのかもしれません。
全部を網羅して述べることはできませんが、日本の公教育
の場で求められる家庭教育に近づくものを求めているような、
家庭教育に関心が高い保護者の方には参考になるのではないか
と考えます。
県のサポプロのトレーナーをしながら、県のサポプロの取組
と私の家庭教育学級への考え方を組み合せて、実際の教育
現場での事例を参考に、健全な家庭教育ができる素地づくり
を示唆することができれば幸いです。詳しくは、サポプロや
家庭教育学級・子育て講座で呼んでいただいたときにお話し
したいと思います。
(こんな内容をやってきました。3種類しかありませんが。)